月を見る度に、君を想った。太陽のような君を、キラキラ光る月を見る度に思い出した。透き通った月の光に許される気がして、許してほしくて。君に恋したことを、君のいない世界を生きることを、君じゃない他の人のことを想う私を。あれから一ヶ月。臣は、目覚めない。※この作品は【危険恋愛M】vol.110でもお読みになれます。
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